名越康文(なこし やすふみ)先生が17 Liveやライブ配信の魅力を語ってくれました🎉

今日はちょっと真面目なお話!いろんなメディアで活躍中の
精神科医・名越康文(なこし やすふみ)先生に、17 Liveやライブ配信の魅力を聞いてみたよ🙌

とっても勉強になるお話を聞けたので、ぜひ読んでみてね〜✨

「17 Live」を利用してみて、魅力的な機能はありましたか?

そうですね、昨今さまざまな動画アプリがありますが、他にはないイチナナの圧倒的強みは<アーカイブされないこと>だと思います。
その強みがあるからこそ、イチナナは、人々の一生の思い出となる体験を創り出せる可能性を大いに秘めていると言えますね。

 

アーカイブされないと、なぜ一生の思い出となる体験を生み出せるのでしょう?

例えば、これはある意味当たり前のことなのですが、なぜ人はCDや携帯で好きなアーティストの楽曲を聴くことができるのに、LIVE(コンサート)へ足を運ぶんだと思いますか?

 

好きなアーティストを生で見たい…とかですか?

それも一理あるでしょうね。
でもそれ以上に、その日にしか聴くことができないアーティストの声の高鳴りや、その日だけのアレンジを聴きたい、から始まって、その場所でしか味わえないたった一回の一体感があるからこそ、わざわざ自分のお金と労力を使って、しかも嬉々としてLIVEに行くのだと思うんです。

 

なるほど。一回しか楽しめない瞬間にファンの方はお金と労力をかけているわけですね。

LIVEでしか味わえないオリジナリティ溢れる体験、これを「一回性」と呼んでもいいと思います。
ライブ配信にはこの「一回性」の輝きが存分に詰め込まれているなと感じています。

 

<アーカイブされないこと>が「一回性」を作っているということですか?

そうですね。
「17 Live」のなかでライブ配信されていることは、どこにアーカイブされるわけでもなく、その瞬間にしか味わえない一回性の体験だと思うんです。
だからこそ視聴者はその数時間、第六感までフル稼働させてライブ配信に没頭する。何度も視聴できる・聞ける体験よりも、たった一回きりの経験の方が記憶としては鮮明な一枚の絵のように脳の中に強く刻まれるわけです。

 

確かに、17 ライバーに初めて名前を呼ばれた時の感動は忘れたくても忘れられないです!

きっと誰にでもそういう思い出はありますよね。
憧れの人に不意に名前を呼ばれたときや、言葉をかけられた時の記憶のように、一生の思い出となって視聴者の脳内に残る。これはたとえ同じものを見ていても、誰一人として同じ時間、瞬間ではない、すごくオリジナルな体験となるんです。

 

名越先生にも忘れられない思い出ってあるんですか?

少し長くなるのですが…笑

 

ぜひ教えてください!

僕の一生の思い出になっているのは、プロレス観戦に足を運んだ際、会場の入り口で大ファンだったアメリカのレスラーとまさかの遭遇を果たし、出会い頭にそのプロレスラーの武器(ロープ)で叩かれた時のことですね。試合中はあんなに硬くて痛そうに見えていたロープなのに、僕の肌に触れた瞬間は優しくて柔らかくて、肌触りの良い、まさに羽毛のような触り心地だった。
この経験こそが、自分だけしか体感していない、僕の脳内にしか存在しないオリジナルの瞬間で、この先も絶対に忘れることのない一生の思い出となっています。

 

すごい経験ですね!もし僕がその場にいたとしても、名越先生の思い出とはまた違うものだったんだと思います。

そうだと思います。誰もが持つ、一生の思い出というのは、脳裏に焼き付いて離れない“瞬間”なんですよね。それは視覚に飛び込んできたものや体験だけではなく、それらを取り巻く景色や匂い、実際に肌で感じた触感など、人間が持つ第六感すべてによって織りなされる、その人だけのオリジナルなものでしかないのだと思っています。

 

本当に勉強になります!視聴者側の魅力はよく理解できたのですが、17 ライバー(ライブ配信者)側から考えたときの魅力はどうですか?

これは1つの可能性としてなのですが、彼ら(17 ライバー)は今後AIが台頭していく社会において、異彩を放ち続ける個性を身につけていくのかもしれない、と思っています。

 

これはまた壮大なお話ですね!そう思われた理由って何ですか?

僕の考えでは、日本人の多くは人間嫌いの寂しがり屋なんです。

 

おもしろい!具体的にどういうことでしょう?

全員がそうじゃないかもしれませんが、日本人の多くは、一人の時間が欲しい、マイペースに過ごしたいと思いつつも、本当に一人になると孤独が胸に刺さって耐えきれない人が多いと感じています。だから、一体どのような繋がりがちょうど良いのか、毎日のように揺らいでいるはずです。

 

他の人との距離感みたいなところですかね?

日本人は良い意味でも悪い意味でも、周囲の人に合わせる能力が高く、他者からの評価ありきで自分を見ているところがあるんです。本来自分本位に自分の人生を謳歌することこそがストレスフリーなはずなのに、SNSがここまで見られていて、発信されていることから考えても、我々は強く人の評価を必要としていることがわかりますよね。

 

空気を読むってやつですね。少し前に“忖度”という言葉も流行りましたし…

そんな時代のなかでライブ配信をする若者が増加しつつあるのはとても良い傾向で、先ほども話した<アーカイブされない>ものだからこそ、評価されるのはライブ配信を行なっているその瞬間にほぼ限られるわけです。YouTubeやSNSはアーカイブされることで、一回限りのライブ性以外に、その後さまざまな立場の人々からの評価に晒されてしまう恐れがある。

 

僕もちょっと気になります。“いいね”がどれくらい付いたかとか。

まさにそれが他人からの評価を気にしてしまうというポイントです。評価はあくまで結果です。もちろん私たちはその「評価」に向かってモノを作るということがあるのですが、作っている最中にそのことを気にしてしまうと、まずい事が起きます。

 

え、どういう事でしょうか。

日本人の性格上、「失敗したくない」「誤解されたくない」と思うがあまり、既存の成功フォーマットに沿ってコンテンツを創り、ソツのない優等生的なものを創るということに傾いていくかも知れないわけです。そうなれば本来自分が生み出したかったものとは異なるよくあるコンテンツを無意識に創作してしまい、どんどんとオリジナリティが損なわれていってしまうんです。結果として、自分らしさを作る活動のはずが、他人に合わせることで、他者の評価に依存して行くということになってしまうというわけです。

 

ライブ配信だと自分本位にいろいろチャレンジできる可能性があるってことですね!

はい、そういう意味で、ライブ配信とコンテンツ創りは僕の中では全く異なる作業とも言えるかなと思っています。

 

どうしてですか?

ライブ配信は一回きり、その瞬間だけのものだからこそ他人の些細な評価に晒され続けることがなく、いろんなチャレンジをすることができるんじゃないかなと。良い意味で失敗しても忘れ去る(去られる)ことができるため、次から次へとオリジナリティ溢れるものを発信する「自由」を保ち続けるのではないかと思うんです。

 

成功フォーマットに縛られないという部分ですね。でもそれとAIは…どう関係するんでしょう?

今後AIが台頭していく社会においても、滅多にロボットにはできないこと、それは毎回違うものを生み出すというスキルだと僕は考えています。膨大な情報を組み合わせて人が好むであろうコンテンツを創ることは、これからも益々加速して、作られては消えていくんだろうと感じています。

 

17 ライバーはオリジナルを創れる能力を秘めているからこそ、ロボットには変えられないと?

そうですね、最初の一歩、0から1を生み出すことはやはり人間にしかできないことです。
ライブ配信を行っている17 ライバーは自然とその能力、つまり「変わり続けて行く力」を身につけ、今後の社会で戦っていくことができる人材となるのではないかと期待したいと思っています。

 

名越先生が17 ライバーにすごく期待しているということがヒシヒシと伝わりました!他にライブ配信を利用することのメリットってありますか?

そうですね、睡眠前にライブ配信をゆるっと視聴するのはアンチエイジング効果も期待できるかもしれません。

 

僕は6歳だからピンときていないけど、「17 Live」を使ってくれている人にはすごく良いお話かも!

睡眠の質は入眠後2時間の眠りの深さが重要なんです。というのも、その2時間の間に集中して身体を修復するアンチエイジング・ホルモンが分泌されるから。この2時間の睡眠の質で、翌日の疲労度や肌の状態などがほぼ決まるのではないかとまで言われているんですよ。

 

そこまで!?その睡眠の質って何が影響するんですか?

それは交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)の力のバランスです。本来寝ている時は副交感神経が優位にならなければいけないのに、寝る前にテレビやスマホを見ていると神経の興奮状態が続き、現代人の多くが交感神経優位に傾いているという指摘もあります。

 

とすると、「17 Live」もスマホが必要だからダメなんじゃ…?

もちろん全くスマホを見ない人と比べると、劣っちゃうかもしれないですね。笑
とはいえ、現代人の生活で切っても切り離せないスマホの使用を、厳しく制限ようとしてもそれは現実的でなないですよね。だから、どうしても夜スマホを見たいのなら、「17 Live」でトーク系の17 ライバーによるライブ配信を視聴するのが良いのではと僕は考えています。

 

ちょっと安心しました…。笑

ライブ配信はある一定の時間、視聴者とコミュニケーションを取るという特性上、完全にキャラのエッジを立てるのは難しいのかなと。実際に自然体で話している人が多いので、寝る前にのんびりと話しているだけのライブ配信を視聴すると、比較的リラックスした心の状態を得られるのではないだろうかと思っています。

 

のんびりと視聴することが重要なわけですね。

心身のリラックスを得られれば、安定した睡眠の質が確保され睡眠による心身の回復効果も期待できます。いくら運動や美容に気を遣っていても、入眠後2時間の深い眠りが得られていない人は十分なアンチエイジングの効果は得られないんですよ。夜の余暇の時間にユルっとしたライブ配信を視聴しながら、身体のストレッチなどを併用して、深い、質の良い睡眠のための準備を整えていただきたいなと。

 

「17 Live」にこれほどの魅力が隠れているなんて、すごく嬉しいです。ありがとうございます!

では最後に、名越先生から「17 Live」について総括をお願いします!
素直に、“評価”という呪縛からの解放を実現できるアプリだなと思いました。
ライブ配信には人々の笑顔とパワーを引き出す力があります。
今後AIの時代が到来しても、ライブ配信だからこそ生み出せる<AIに代替されない未来のエンターテイメント>に期待したいですね。

名越先生、素敵なお話ありがとうございました!!!!!

 

みんな、名越先生のお話どうだった?
すっごく勉強になるし、嬉しくなっちゃうよね🍀
これからも17 ライバーのみんながいろんなところで活躍できるよう頑張らなきゃいけないな!って気持ちが引き締まったな〜😆🎀

「17 Live」にはたくさん魅力が詰まってるから、ぜひ周りのお友だちや家族とも一緒に使って楽しんでほしいな❤️